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2002年11月

秋を感じる間もなく、街は冬の装い。2002年もあと少し。

2002年11月18日 土曜日

慶応3年(1867年)のこの日、京都七条油小路の四ツ辻において高台寺党7名と新選組隊士40数名が激しく斬りあった。これに先立ち、近藤勇の妾宅から帰途についた高台寺党領袖伊東甲子太郎が待ち伏せていた新選組隊士によって惨殺されている。油小路事件と呼ばれる新選組による高台寺党に対するこの粛正事件により、高台寺党側は藤堂平助を始め、他2名が死亡、4名が手傷を負って薩摩藩邸に逃げ込んだ。あらゆる何かが崩壊に向けて加速し始めていた、そんな慶応3年の静かで長い夜の出来事。双方に得たものはなく、虚しさと怨恨だけが残った。

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2002年11月09日 土曜日

休日出勤。晴れ渡った空を見ると憂鬱になる。この頃、旧正田邸の話題が熱い。旧正田邸を壊して公園にするという政府と保存を呼びかける周辺住民の対立が連日報道されている。公園にするだけならば、慌てて壊す必要もない様に思うけれど、建物を維持するには維持費が掛かる。老朽化し、忘れ去られている建物は沢山ある。かといって、由緒のある建物を簡単に壊してしまうのもどうかと思う。そうしないために何が出来るのか、どうすることが最良なのか。建物を維持し続けることの難しさを連日ニュースを見ながら感じている。

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2002年11月04日 月曜日

休日出勤。先日見掛けた中古のIXYが気になり、帰りに店に寄ってみるとまだ売れ残って棚の上に乗っていた。今使っているPowerShotA5のコンパクトフラッシュがそのまま使えるし、同じキャノンのデジカメなので操作性など類似点が多い。前からズーム機能があって軽いデジカメを探していたこともあり、スタイルにも惹かれて、結局そのIXYDEGITAL200aを購入。PowerShotA5と較べるとやはり小さくて軽い。市販の電池が使えないのが難点だけれど、この大きさなら持ち歩くのも苦にならなそうだし、これからデジカメを持って出掛ける機会が前にも増して増えそうな気がする。

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