インフォメーション
2001年05月

彼は彼なりにいろいろと感じたり、考えたりしながら生きている様です。

2001年05月28日 月曜日

帰宅してから青山霊園のページを直し始める。とりあえず、少し形になったところでアップし、公開しながら少しずつ直していこうと思っていたのだけれど、あまり中途半端な形でアップする訳にもいかず、結局全体的に直しを入れることにした。青山霊園管理事務所で入手した地図を眺めながら、お墓の位置を確認する。気が付いたら夜中の2時になっていた。こんな時間に霊園の地図を眺めながら、真剣にお墓のあった場所だとか、前回歩いたときの道順だとかを思い出したり、考えたりしてる人間なんていないだろうな、とちょっと怖くなって寝ることにした。明日か、明後日くらいにはアップ出来るかと。

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2001年05月27日 日曜日

1868年のこの日(明治元年4月6日)、小栗上野介が東山道総督府の手によって処刑された。前日に捕縛され、十分な取調べも行われず、弁明も受け入れられないまま、水沼川原に引き出された彼が、最後に聞いたであろう川の音を数年前に僕は倉渕村で聞いた。いまでも小栗上野介が持ち去ったという徳川埋蔵金の伝説が残っているけれど、ホントのところはどうなのだろう。僕は東山道総督府が噂に踊らされて処刑したと思っている。噂を流したのは民衆なのか、新政府なのか、旧幕府なのか。あの川の音を聞きながら、小栗上野介は最後に何を思ったのだろう。

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2001年05月24日 木曜日

先日書いた「ネットランナー」掲載の話。本屋に行って「ネットランナー」を探してみたら、特集記事ではなく、「社会人のためのiモード情報サイト1200」という雑誌であることが判明。どこに載っているのかとページを繰ってみると、ビジネスの中の教養という項目の中に「取引先の人や上司と話につまったとき小ネタとして使えるかも。」と紹介されていた。なるほど、そういう利用の仕方もあったのかとヘンな意味で納得。歴史という項目がない以上、暇つぶしとか、トラベル辺りが妥当かと思って探していたのだけど、意外なところに掲載されていて驚いた。もし、興味のある方は是非探してみて下さい。

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2001年05月23日 水曜日

ゆーき某の日誌祝1周年!!何となく書き始めたこのページもあっという間に1年が経ってしまった。1年前の日誌を読み返してみると「醒めた炎」を入手した日だったりする。1年が経過して、まだ「醒めた炎」は本棚の片隅で手付かずのままになっているけれど、そういえば、探していた「胡蝶の夢」も結局手に入れてない。明日、会社の帰りにでも古書店を探してみよう。

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2001年05月22日 火曜日

「たけし・所のWA風が来た!」でドイツの侍が紹介されていた。武田信玄をこよなく愛する人達の集まりで、資料をもとに当時の鎧などを復元し、武田二十四将に成りきっていた。駕籠や煙草入れまで復元してしまう彼らの知識には驚かされる。日本人でもあれほど武田信玄や武田二十四将に詳しい人はなかなかいないのではないかと思う。飼っている猫の名前まで山本勘助というのには笑ったけれど、彼らにはルールがあって武田信玄だけはそれぞれの心の中にいるからという理由で会の中には置かない(武田信玄役の人はいない)のだという。六文銭は見なかったけど、真田幸隆とか真田信綱とかもいたのだろうか。

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2001年05月21日 月曜日

そういえば、確認した訳ではないんですが、5月18日発売予定の「ネットランナー」(発売元:ソフトバンクパブリッシング)という雑誌にiモードサイトの特集記事があって、1200サイトのうちの1サイトとして補完計画のiモード版が紹介されている様です。あちらも更新しないと・・・なんですけどね。

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2001年05月20日 日曜日

いつものことながら、NHK大河ドラマ「北条時宗」の本放送を見逃した。再放送があるからと先送りにするのは辞めようと思うのだけど、日曜日の午後9時という時間帯は何故か大河ドラマの欠片も頭の中に残っていない。結局昨日の続きは次の土曜日まで先送りとなった。しかし、時宗と時輔の兄弟。こういった兄弟の対立や親子の対立の図というのは珍しいことではないし、どちらかというとやっぱりそうなっちゃうのか・・・という気がしないでもないけれど、こういうどろどろとしたものを見ると人間の根底にあるものを見せつけられてしまった様な気がして、ときどき幻滅してしまうのも確か。昨日の日記とは矛盾した内容になってしまうけど、僕達はこういう歴史を繰り返して来たんだよねー。

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2001年05月19日 土曜日

昼食を摂りながら、NHK大河ドラマ「北条時宗」を見た。渡辺篤郎演じる北条時輔が格好良い。大河ドラマに描かれている人物像がどれだけ史実に沿ったものなのかは判らないけれど、北条義時の弟時房に続いて北条家の人物に興味を持った。腹違いの弟に鎌倉を追放され、六波羅探題という閑職に就かされた兄時輔。当時、六波羅探題に任命されるということは鎌倉武士最大の屈辱のひとつであったという。ドラマの最後、時輔が時宗に向かって不敵な笑みを浮かべた。今年の大河ドラマが「北条時宗」に決まったときには思わなかったことだけど、久々に大河ドラマが面白い。

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2001年05月18日 金曜日

先日、実家から帰る途中、小さなお城を見つけた。平地に建てられた3層程の天守閣。名前も聞いたことが無かったので、おそらくは近年になって再建された城郭のひとつだと思うのだけど、当然大なり小なりお城があったということは殿様がいた訳で、(幕末以前に破棄されたお城でなければ)その殿様もまた幕末の動乱に際しては苦渋の決断を迫られたことになる。特に小さな藩であればあるほど、決断ひとつに重みがあっただろうし、藩主の心労も大きかったに違いない。そのお城の石垣の辺りに、はっきりとは解らなかったけれど、スプレーによる落書きらしきものが見受けられた。悲しいことだと思う。

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2001年05月17日 木曜日

竜野天馬さんから指摘のあった中江兆民のエイ骨之標。このエイという字、無駄と解りつつ、漢字辞書まで持ち出して何らかのコード体系の中にないかどうか探してみた。当用漢字外の漢字であるならば、あるいは意味を損なうことなく代わりになる文字があると思った。エイという字は訓読みで「うず・める」と読む。「やまいだれ」の中に「坐」の「人人」と「土」の間に「大」という字を入れた様な難しい字を書く。意味としては「埋」という字で代わりになりそうだったが、読みが変わってしまうために採用するのを止めた。漢字の文化は電子化に弱いというのを実感。という訳で「エイ骨之標」、エイの部分だけカタカナにしてあります。

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2001年05月10日 木曜日

関ヶ原から大坂夏の陣までの豊臣家と徳川家の政権交代劇は、幕末における幕府と薩長の長州征伐から戊辰戦争までの政権交代劇に似ている。関ヶ原と長州征伐においては、どちらも仕掛けた豊臣、幕府側が敗れる形となった。これは必ずしも敗れた豊臣、幕府側が数や兵力に劣っていた訳ではなかったはずなのにである。また、大坂冬の陣、夏の陣と戊辰戦争においては、豊臣秀頼が二条城に徳川家康を訪れ、服従する形をとっているし、徳川慶喜は大政奉還により朝廷に政権を返しているにも関わらず、徳川家康も薩長も前政権の武力討滅を謀った。歴史は繰り返されるというけれど、人間の本能みたいなものがそうさせるのかな、なんて少し思ってみたりする。

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2001年05月09日 水曜日

そう言えば、少し前の話になるけれど、小泉純一郎首相が所信表明演説の中で長岡藩家老小林虎三郎の米百俵のエピソードを披露した。マスコミでは田中真紀子外相に気を使って、わざわざ外相の地元である新潟県のエピソードを持ち出したという人もいるけれど、実は5年も前に小泉純一郎氏は郵政省民営化問題の中でこのエピソードを使っている。この人は純粋にこの小林虎三郎と米百俵のエピソードが好きなのだと僕は思う。小林虎三郎は象門(佐久間象山門下)の二虎として、吉田寅二郎松陰と共に称された人物。もちろん、これだけ荒廃した政治に対する不信感は簡単には拭えないけれど、小林虎三郎のエピソードを所信表明演説に使った小泉首相にちょっとだけ好感を持った。

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2001年05月08日 火曜日

遺伝子の中には人間が一生のうちに行う全ての行動がプログラムされているという話を聞いたことがある。ということは、遺伝子からその人の未来や過去を覗くことが可能だということになるのだろうか。これは歴史上の人物にも当然あてはめられることで、もし髪の毛などが残っていれば、タイムマシンが無くても過去を覗くことが可能だということになる。ホントにそんなことが可能ならば、遺伝子を解明することによっていくつかの歴史上の謎が解ける日が来るかも知れない。遺伝子が残っていればの話だけれど、坂本龍馬や大久保利通などの詳細な行動が解明されるだけで歴史が覆される日が来るかも知れない。それはそれで凄いことだし、覗いてみたい気もするけど、すべてがプログラムされているとしたら、それは人間を否定することになるんじゃないのかな。それはそれで嫌だなー。

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2001年05月07日 月曜日

家に帰ると講談社から出ている週刊タイムトラベル「再現日本史」の第3号「坂本龍馬暗殺《幕末・維新8》」が置いてあった。このシリーズは日本史を10の時代に細分化し、それぞれの時代毎に10冊ずつ計100冊刊行されるという、デアゴスティーニで有名なパートワーク(分冊百科)形式の刊行物。今後の予定を見ると《幕末・維新》のシリーズはわりと早い時期にまとまって刊行されるらしい。第3号をぱらぱらっと見た感じでは、写真が豊富でビジュアル的にインパクトが強いだけでなく、なかなか細かく書かれている様な印象を受けた。週刊なので全部買い揃えるのは辛いけど、気になる時代や事件だけでも集めてみようかと思う。

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2001年05月06日 日曜日

思い出した様に川原正敏の「修羅の刻」を引っ張り出して来た。これは「修羅の門」の外伝にあたる作品で、2巻と3巻が風雲幕末編となっている。2巻では坂本龍馬、3巻では沖田総司と土方歳三が陸奥圓明流の継承者である陸奥出海という人物と闘ったりするという物語。絵に癖があるので好き嫌いは別れると思うけど、それぞれの人物が魅力的に描かれていて個人的には好きな作品のひとつ。幕末の他の人物についても描いて欲しいと思っていたけど、ながく続いた義経編で力尽きたのか、10巻までで終わってしまったらしい。いろいろな見方はあると思うけれど、「修羅の刻」のシリーズは歴史で遊んでいる漫画のひとつの形だと僕は思う。

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2001年05月01日 火曜日

15時の飛行機で北海道より帰着。北海道では永倉新八と前野五郎の墓があるという里塚霊園に行ってみたけれど、結果は×だった。事前にきちんと調べる時間が無かったので、霊園事務所でお墓の場所を聞こうと思っていたら、土・日・祝日は休みとのこと。広大な敷地の中から探し出すのは時間的にも無理だったので止む無く断念。もしかしたら、6月にも行く機会があるかも知れないので、再チャレンジ出来れば行ってみたい。少し肌寒い日もあったけど、札幌ではちょうど開花宣言が出たばかりで、良い感じの4日間だった。

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