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時雍館跡 茨城県常陸大宮市野口
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時雍館は嘉永3年(1850年)、徳川斉昭が設立した野口郷校のことで、斉昭は前後して水戸藩内に郷校の設立を進めた。郷士らの教育を行う傍ら、医者の育成にも力を注いだという。時雍館の館長を務めた田中愿蔵は、後に天狗党に参加。水戸で天狗党と諸生党が対峙すると、田中愿蔵は一時、時雍館に陣を敷いたりした。現在は野口小学校となっている。

時雍館の跡碑

時雍館跡