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貫前神社 / ぬきさきじんじゃ 群馬県富岡市一ノ宮
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経津主神、姫大神を祭神とし、安閑天皇元年(531年)の創建とされる神社。上野国一の宮に数えられ、参道から大鳥居まで上った階段を総門から本殿に向けて下りるという『くだり参道』を配した珍しい造りとなっている。天狗党一行が通過の際に参拝したといわれ、高崎藩、七日市藩、小幡藩は貫前神社において天狗党対策を協議した。高崎藩は七日市藩、小幡藩に先陣を頼んだが断られ、単独で迎え討つこととなる。
ホームページ 一之宮貫前神社

総門

くだり参道と貫前神社

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七日市藩陣屋跡 群馬県富岡市七日市
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七日市藩は加賀前田藩の支藩で、前田利家の五男利孝を藩祖とする石高一万石の藩。天狗党が七日市藩領内を通過するにあたって、第11代藩主利豁は江戸在府であったが、藩主不在とは雖も陣屋前を通るのであれば、一戦を覚悟しているとの藩の意志を聞き、武田耕雲斎は陣屋前を避け、進路を南にとって迂回した。七日市藩陣屋跡は現在富岡高校の敷地となっており、黒門、正殿の他、土塁、櫓台跡が現存する。

七日市藩陣屋跡

黒門

七日市藩陣屋正殿