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2005年06月

梅雨入り宣言はあったけど、なかなか雨は降りません・・・

2005年06月26日 日曜日

梅雨に入ってから何日雨が降っただろう。先週には梅雨前線が消えるかも知れないというニュースまで流れた。いまからこの暑さでは、夏本番が恐ろしくもある。このまま、年々地球の気温があがり続ければ、極地の氷が溶けて、水位が上昇するなんて話もあるけれど、極端な暑さが史跡にどの程度影響を与えるのかが気に掛かる。世界遺産もそうだけど、寺社仏閣を始め、石碑や墓碑に至るまで劣化や老朽化が問題になっているものは沢山ある。それらの寿命を早めることにはならないのだろうか。国や企業だけが温暖化を考える時期はとうに過ぎている。個人で出来ることを何か考えないと、ね。

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2005年06月21日 火曜日

お茶の水女子大学名誉教授の勝部真長さんが亡くなった。僕の本棚にも『氷川清話』『夢酔独言』など、勝部真長さんの編纂された本がいくつか並んでいる。歴史を専攻されている方だと思っていたら、倫理学を専攻されていた方だと知った。司馬遼太郎さんのときも、奈良本辰也さんのときもそうだけれど、本の続きが読めなくなる寂しさはどうすることも出来ない。心からご冥福をお祈り致します。

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2005年06月20日 月曜日

京都の仁和寺で2日続けてぼや騒ぎがあった。こういう話を聞くと嫌でも金閣寺や近年では大原寂光寺の例を思い出す。火の気のない場所で2日続けてのぼや騒ぎということもあり、不審火の可能性が高くなった。仁和寺は世界遺産にも登録された古刹であるし、徒然草に描かれた『仁和寺の法師』は、古文の教科書などにも掲載されて馴染み深いお寺のひとつでもある。こういった形で失われることだけは絶対に避けたい。

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2005年06月19日 日曜日

久々に史跡をアップしました。写真は5月の終わりに袋田の滝で有名な大子町に行った時のものです。袋田の滝の印象も以前、家族で出掛けたときのものとは随分違っていて、寂しい思いがしました。それでも徳川斉昭の歌碑を撮り逃したことを除けば、天気も良かったし、楽しかったです。感動したのは袋田温泉ホテルの前にある桜岡本家の表札。いまでも桜岡源次衛門と掲げられていました。こうした旧家が現存しているのを見るとまた史跡とは違って歴史の断片に触れてる様な気分になります。

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