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2004年02月

寒さ未だ厳しく衣更着の月・・・如月の語源

2004年2月28日 土曜日

長崎で千々石ミゲルのものとみられる墓が発見された。千々石ミゲルは天正10年(1582年)にローマに派遣された天正遣欧使節の4人の中のひとりで、ローマ教皇に面会し、天正18年(1590年)に帰国したとされる。これだけ有名な4人の墓であれば、さぞかし立派なものが残っているのだろうと思っていたら、いずれの墓も存在が確認されていないとのこと。今回発見された墓には寛永9年(1632年)と没年が刻まれており、実に370余年の歳月を経ての発見となる。キリシタンの墓ということで、西洋風の墓を想像していたのだけれど、民家の裏にひっそりと建てられた自然石を利用した墓であったという点も発見が遅れた原因のひとつであったかも知れない。後に千々石ミゲルだけが棄教していたということを知った。その生涯に少しだけ興味を持った。

Sankei Web 千々石ミゲルの墓石発見 天正遣欧使節で初、長崎で

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